本記事ではカナダの生活費を公開している。
正直な話、学費を除けばカナダ(バンクーバー)と東京の生活費は、ほぼ変わらない。
ただしカナダの方が物価が高いので、生活レベルは数段下がった。
海外シェアハウスでの生活費を公開
海外での生活費は月21万くらいはかかっている(学費を除く)
これでもかなり切り詰めているほうだ。
大項目 | 小項目 | 費用(月額) | 備考 |
---|---|---|---|
日本の固定費 | 住民税 | 0 | 海外在住につき住民票を抜いています。 別名、市県民税(市民税・県民税)。 |
国民健康保険 | 0 | 海外在住につき住民票を抜いています。 | |
国民年金 | 16590 | 日本に帰国する可能性もあるので継続して支払いをしている。 2年前納するとトータル15,790円お得。参考:年金機構 | |
生命保険 | 19040 | 新卒の時に入らされて止むに止まれず。 解約返戻金を考慮すると最低60歳まで解約できない。 固定費を圧迫しているので、保険はおすすめしません。 | |
積立NISA | 33333 | 非課税の積立。生活防衛資金。 枠の最大限まで貯金している。 | |
カナダの固定費 | 家賃 | 75900 | 海外のシェアハウスの家賃。 光熱費+ネット代込み。 郊外に住んでいるが、これでもかなり安い方。 |
公的医療保険 | 8250 | MSPと呼ばれるBC州の公的医療保険 カナダへの長期滞在者は加入が義務図けられている。 | |
交通費 | 15081 | スカイトレインと呼ばれる電車の定期券。 学校から30分ほど離れているので必要。 | |
携帯代 | 2728 | 楽天モバイル(1,078円)+カナダの携帯代(1,650円) 二段階認証があるので日本の携帯番号はまだ捨てきれず。 | |
カナダの変動費 | 食費・日用品 | 25000 | カナダの物価は東京よりはるかに高い。 自炊しても2万以上はかかる。 |
交際費・娯楽費 | 12000 | 1回のレストランでチップ代(18%~)もいれると5000円はかかる。 カフェであれば2000円程度。 | |
合計 | 0 |
※学費の記載は省略
よくミニマリスト達が宣言しているような「月6万で生活できます」というのはかなり厳しい。
海外に住むにはビザというものが重要。
できれば学生ビザではなくワーキングホリデービザ、または就労ビザがあることが望ましい。
というのもカナダの学生ビザの場合、週20時間以上の語学学校への通学の義務があるからだ。
学費や交通費はもとより、仕事をするための時間が圧倒的に削れてしまう(通学+宿題)
ということで、海外を長期滞在して生活するには、それなりに余力が必要。
海外に住んでみて、無条件で住めて働ける権利があるということのありがたさを知った。
銀行│キャッシュフロー構築
基本的にはネットバンク(住信SBIネット銀行)一つで解決する。
海外にいる場合は中継の送金サービスや現地の銀行口座も必要だ。
住信SBIネット銀行(日本の銀行)
メインは住信SBIネット銀行にしている。
ネットバンクの中で使いやすいのが最大の魅力。
振り込み&引き落としの手数料無料回数も多い。
そして英文の残高証明書(ビザの更新に必要)も無料で発行できるのが魅力だ。
現在は国民年金や生命保険等の支払いとしても使用。
また積立NISAや投資信託にも適している。
Revolut(海外送金・外貨両替)
イギリスのフィンテックサービス。
海外送金や外貨両替手数料が無料と、海外に住む人にとってはありがたいサービス。
CIBC(カナダの銀行)
カナダのメインバンク。
ATMからの現金彦落としで必要なので口座を開設した。
口座維持費手数料や引き落とし手数料など、毎月費用がかかってしまうのが残念。
回避するには5000ドルを口座にいれる必要がある。
家計簿│生活費の見直し方法
マネーフォワードME(有料版)を導入することをすすめる。
費用は多少かかるが、すべての出費をデータ化・グラフ化できる。
データから一つ一つ課題と解決策を見つけて、費用を削減するのが良いだろう。
自分の場合、いろいろ工夫はしてみたもののまだまだ課題はたくさんある。
- 国民年金を2年前納して、15,790円節約する。
- 自炊力をあげて、食費を削減する。
- 日本の携帯番号を放棄する。
もちろん稼ぐことも必要だが、自営業の場合は軌道に乗るまで時間がかかることがある。
できるだけ生活コストは抑えておくと精神的に余力が出てくるだろう。