現在、カナダ在住で学生ビザで過ごしている。
東京より物価の高い北米のバンクーバー。
さらに平日はフルタイムで学校に通わないといけないので、学費もかかるし時間もないという状態。
なので、できるだけ節約した生活をしている。
とはいえ、どんなに節制しても学費と生活費、経費や税金の支払い等で年間に300万はかかってしまう。
ということで、少ない時間の中で収入を得る方法を色々模索しているので、本記事ではその記録を公開しようと思う。
ミニマリストの収入を得る方法
海外で働くには就労許可は必須ですが、それ以外に言語またはスキルのどちらか、または両方が必要です。
どちらもない場合はかなり苦労します。
物を売る
誰でもできることが所持品を物を売ることだ。
海外に行くにあたって、売れそうな物はほとんどメルカリに出したりして物を整理した。
カナダでもFaceBookのマーケットプレイスで不用品を売ったりしているが、やはりメルカリは物が売れやすい環境なので活用したほうが〇。
日本はもちろん、海外でも転売を繰り返す人は多い。
仕入をしない限り、所持品の数に限りがあるので、収益というよりも物を減らすための手段としてならおすすめ。
物を売ることでリセールバリュー(メルカリで売れるもの)物を買うようになるので、
マネーリテラシー(お金の知識)を上げるきっかけにもなる。
バイト・就労する
もし就労できる状態(海外だと就労許可が必要)であれば、堅実なのが現地でのバイト。
時間を犠牲にするが、生きるために必要な金額を確保するべき。
働きすぎると学校を疎かにしたり、スキルが身につかなかったりするので、そこから抜け出すためのバランスが難しい。
もちろん現地で正社員として就労できるのであれば、それがベストだ。
在宅で仕事を受ける(副業)
クラウドソーシングなどを利用して、ライターなりデザインなりWEB制作なりのお仕事を受注して稼ぐ。
これは今までの経験やスキルが生きます。
ただし競合が多く、基本的に単価も低いものが多いので注意。
どんなにスキルがあっても、お仕事を獲得するための営業スキルも必要。
SNSやYouTubeを始める(集客)
先の項目で営業スキルも必要と記載したが、一番コスパがよい営業方法がSNSになる。
拡散やフォロワーを集めるに時間がかかるが、一般的に1万人を超えるとマネタイズがしやすくなると言われている。
※直接の収益方法はアドセンスや案件等あるようだが、正直条件は厳しい。
現代ではSNSを使った集客能力が必須なので、コツコツと目的をもって発信しても良いだろう。
※ただし発信しつづけなければならないので、それなりに続ける覚悟が必要。
- YouTube
ブログを始める
時間はかかるもののブログもおすすめ。
SNSやYouTubeのようにアルゴリズムを気にしての定期投稿は正直、大変であるが、
空いた時間に記事を書いてAmazonなどから紹介料を得られるブログは、マイペースに続けられるし、なにより始めるのにコストもあまりかからない。
実はこのブログも開始して半年が経過するが、毎日100円程度の報酬があったりする(Amazonの紹介料は商品の約2%)
コツコツ何年も続けてれば数万円の収入が得られる可能性も高い。
ただし、もっと上の収益を狙うのはそのジャンルでTOPを取るくらいの努力が必要。
それなりに能力が求められるので、難易度は高い。
ちなみにブログを始める方法は以下の手順になる。
- ドメインを取得する(サーバーの移転しやすいように、ドメインはサーバーと別がおすすめ)
- レンタルサーバーを借りる(携帯からでも開設できるConoHa Wingがおすすめ)
- サーバーの案内に従ってWordPressの構築。
- 見た目を整える。※テーマ(SWELL(有料)がおすすめ。
- いくつか記事を投稿したらGoogleアドセンスやAmazonアソシエイト、アフィリエイト(A8)に登録する
後は広告をクリックしてくれたり、商品を買ってくれたユーザーさんがいたら、紹介料として収入が発生する。
オリジナル商品を作る
クラウドソーシングもブログも基本は受託や広告にあたるが、
そうではなく自分の商品を売るという手段もある。
例としては以下の通り。
- 自信の経験やノウハウをまとめて販売する
- SUZURIなどを利用してオリジナルグッズを作る
- OEM等を活用してオリジナルグッズを作る
物は在庫を抱えるリスクがあるが、無形であればリスクはなく、タイパも良い。
投資をする
余剰の資金ができた時に投資手段が投資だ。
FXや仮想通貨などのリスクを負って収益を得る方法はおすすめしない。
積立NISAやETFなど、毎月買い足して、コツコツ貯める投資をおすすめする。
繰り返すが、引き出しをする必要のない余剰資金で投資をするべきである
- 積立NISA
- ETF
- iDeCo
- 金利の高い海外の銀行にお金を預ける
おまけ│海外在住者の税金の支払い方法
まず気になるのが収入を得た場合の税金の支払いだ。
詳しいことはお金の専門家の税理士さんに相談すると良い。
僕も税理士さんに相談して、下記の3択を考えることになった。
- 海外で確定申告をする(※就労できるビザが必要)
- 個人事業主として確定申告をする(※ちなみに国外からの源泉徴収は一律20.42%の税率)
- 法人を立ち上げて決算と税務申告をする
結果として3番目を選択したわけだが、もちろんメリットもデメリットがある。
法人を設立することのメリットとデメリット
正直、収入がほとんどない状態での法人の選択は短期的にはメリットはあまりない。
なぜ選択したのかといえば、海外で長期での生活をすることが前提だったからだ。
また将来サラリーマン以外の働く方を迫られるのであれば、早めに法人を経験したほうが長期的にメリットがあると判断したのもある。
- 経費の使える幅が広がる
- お金回りを税理士さんにお任せできる
- 仕事を受ける上で信用度が上がる
- サラリーマンとは違った経験・勉強になる
- 収入は会社になるので、自由に使えない。
- 税理士さんへの費用が少なくとも50万前後かかる
- 収入が少ないと節税にはならない
正直、もし日本在住であれば、石橋を叩きまくって、サラリーマンを続けつつ個人事業主をしたと思う。
または自分で申告の対応ができる知識と経験があれば、また違ったのかもしれない。
海外での就労
就労許可・ビザがあるかどうかで、選択肢は大きく変わってくる。
通常、海外で働く許可を得る方法はいくつかある。
- ワーキングホリデー
- 就労許可を得られる学校に通う
- 就労許可を持つ人の配偶者のパートナーになる
- 海外の企業に採用される
就労するにはスキルや経年と合わせて、就労許可や言語能力が求められるため、難易度は高い。
まとめ
ミニマリストして最小限の収入で生きる、隠居したいというのであれば、まずは固定収入を確保することが必要。
しかし時間を犠牲にすることになる。
タイパを気にするのであれば、SNSやYouTube、ブログ等がおすすめだが、目が出るまでにかなりの時間がかかる。
ということで、時間をかけてコツコツと必要な収入を得る手段を構築することが重要である。
ミニマリストも一朝一夕で身に着くわけでもないので、
10年くらいかけるつもりでコツコツ積み重ねるくらいの気持ちで、タイパの良い収益方法を増やすことをすすめる。