自営業だけに将来の不安をよく考えます。
もし事業に失敗して、老後を迎えると年金は月額68,000円以下で生活しないといけなくなります。
将来のボロボロの実家に独りで住むとしたら、どうなるのか考えてみました。
目次
年金生活の生活費
年金だけで生活できるのか、シュミュレーションしてみました。
項目 | 月額 | 年額 | 備考 |
---|---|---|---|
固定資産税 | 1万円 | 12万円 | 持ち家を前提。 |
光熱水道代 / 通信費 | 1.5万円 | 18万円 | 電気・ガス・水道・携帯・インターネットを含む。 楽天モバイルみたいなサービスで通信費を抑える想定。 |
国民年金 | 0 | 0 | 60歳超は義務なし。任意加入する場合を想定。 |
住民税 | 0 | 0 | 120万円以下 なら住民税は非課税 |
国民健康保険 | 1万円 | 12万円 | 年金収入が少ない場合は軽減される。 |
合計 | 3.5万円 | 42万円 | 月ベースで最低ライン。 |
年金が6.8万なら、固定費3.5万を引くと3.3万円変動費に使える
突発的な医療費がかからない前提だが、年金だけでもギリギリは生きていける
- 食費:2万円(1日650円前後、かなり節約寄り)
- 日用品:0.5万円(洗剤、トイレットペーパー、シャンプーなど)
- 交際費・雑費:0.8万円(冠婚葬祭や外食はほぼ不可)
最低限ストレスなく老後に生活するにはあと+10万くらいは配当金が入るくらいの資産形成をしたほうが良い。
ミニマリストの実家でできるだけ現金を使わずに生活するための最低限リスト
節約とミニマリズムは、実は相性が悪い。
単純にホテル暮らしであれば20個くらいものので生活できるが、節約生活はサービスが使えないので物が増えてしまう。
- 敷布団
- 掛布団
- 枕
- シーツ(3枚)
- フェイスタオル(3枚)
- 室内着(3枚)
- 下着(3枚)
- 季節に応じた上着
- トイレットペーパー
- ティッシュペーパー
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- 石けん
- シャンプー
- タオル
- カミソリ
- 爪切り
- マスク
- 箸(1膳)
- スプーン(1本)
- 茶碗
- 汁椀
- 皿
- コップ
- 包丁
- まな板
- 鍋
- フライパン
- フライ返し
- おたま
- ラップ
- 保存容器
- 洗濯洗剤
- ハンガー
- 洗濯バサミ付きピンチハンガー
- 掃除用雑巾
- ゴミ袋
- 常備薬
- 体温計
- 保険証
- スマホ
- 充電器
- 印鑑
- 銀行口座のキャッシュカード
- クレジットカード
- マイナンバーカード(健康保険証)
- リュック
- スニーカー
- サンダル
- 折りたたみ傘
- ボールペン
- ノート
- ハサミ
- セロハンテープ
- 冷蔵庫
- 炊飯器
- 電子レンジ
- 洗濯機
- 掃除機
- エアコン
- バリカン
- 自転車
という感じで60~100個くらいの物があれば、必要最低限の生活はできそうです。
ただし、以下の3つだけはお金をかけるべきだと思います。
- エアコン(暑いのは生存リスクが下がる)
- 冷蔵庫(電気代を抑えられるし、食生活は健康に直結する)
- 洗濯機(衣服やシーツは清潔に。ダニやカビ防止)
まとめ
今回の洗い出しで、人が健康的に暮らすための必須要素は 清潔・食事・睡眠ということが見えてきました。
お金も大事ですが、何を最低限揃えておくべきなのかも大事ですね。
物の数を減らすより、健康のほうが大事です。
あとは掃除や衛生管理、調理のスキル、正しい生活リズムで睡眠を取るといったことも重要そうです。