ミニマリストはより良い物に買い替えるアップデート系と
なるべくお金を使わない節約系と2軸で分けることができる。
もちろん投資するところにお金を投資して、節約するところは節約するといった複合タイプもいる。
お金の使い方と節約方法のバランスは必要なスキルなので、一度考えてみるべきだ。
僕の場合は海外で貯金を削りながら生活をしているので、節約の意識が非常に強い。
本記事では僕自身の生活の節約術についてまとめてみた。
生活費の節約のための習慣
前置きとして、基本的にはいかにお金を使わないか、というのが重要だ。
これはお金をどんなに所持していても同様で、自分の事業や投資に使うのは良いが、
それ以外の出費は極力減らす習慣にすれば、自ずと節約術は完成する
税金・保険等の知識を身につける
例えば税金・保険をまとめて払った方が安くなるのであれば、まとめて払うべきだ。
または年収が低い場合は、減免制度もあるのでそういったこともちゃんと調べておくと良いだろう。
ここは住む国や地域によるので、知識はちゃんと調べるべきだ。
家賃は収入の3割
家賃はできる限り抑えるべきだで、収入の3割ルールが有名だ。
例えば月収が10万円であれば家賃は3.3万円以下であるのが望ましい。
僕は今東京より物価の高い海外にいるので、シェアハウス暮らしを余儀なくされている。
他人と住むと言うことは遥かにストレスが溜まるが、ある程度は耐えなければ生活することすらままならない。
光熱費をかけない
シェアハウスだと家賃に含まれているので気にしなくなったが、もしかかる場合は近くの図書館に入り浸ると思う。
ここであれば光熱費はおろか、Wi-Fi代も無料である
家にいる場合は、シャワーは水にするとか日照時間に合わせて生活するとかになる。
ブレーカーを切ったり、水分補給もトイレも公園に行く人もいるが、ここまで行くと生活レベルがかなり下がるので、お勧めしない。
食費は1日500円
ひろゆきが1日500円で過ごす(月1.5万円)を提唱していたが、これはわかりやすい数字だと思う。
もちろん住む国によって不可能だが、決めた予算を守り続けるようにコントロールできると、長期的な予測もできる。
交通費を0円に
0円にする場合はリモートワークが望ましい。
または職場の近くに住む、移動は自転車を使う等。
ちなみに海外の場合は交通費が支給されないので、ここの節約は非常に苦労する。
通信費は年間440円
POVOのプランであれば、一年で440円で携帯番号の維持は可能だ。
携帯番号は2段階認証等があるので、なかなか手放せない。
海外にいる場合はこれで良い。
もし日本にいるなら楽天モバイルの無制限のプランにすればWi-Fi代も浮く。
交際費も1.5万円以下に
娯楽をすべて我慢すると、後で大きな散財につながる可能性があるので、
自分のメンタルの状態を見て、コントロールするべきだ。
ルールで言えば、50/30/20ルールが有名で、収入の50%は必需品(家賃、食料、交通費など)、30%は欲求(娯楽、外食、服など)、20%は貯蓄や投資に使うと言うのが参考になるだろう。
例えば収入が10万円であれば、生活費は5万円で押さえつつ、3万円を娯楽で使い、2万円を貯金や投資に使うといった感じだ。
実際に感じることは、このルールでの3万円は多いと思う。
もしその半分で抑えられるなら、食費と合わせて3万円以下になると予測がつきやすくなる。
まとめ
予算を決めて、予算を守るという習慣づけが重要だ。
それには記録すること、さらには経過も把握して調整する能力も必要だ。
これは収入の如何に問わず、自分で決めたルールを守ることで、自分をコントロールできると言うメリットが生まれる。
この能力はどんな状況になっても、金銭面で的確に対応ができると言う事に言い換えられるだろう。
生活最適化するための節約術 15選
前提条件として、以下の通り。
- 海外のシェアハウス暮らし。
- 家賃に光熱費が含まれる。
- 学生ビザなのでフルタイムで学校に通学。
固定費│家賃と交通費を抑える
日本でフリーランスをしてる時はリモートワーク+郊外に住むという組み合わせで、かなり固定費を節約していた。
海外に移住した現在、シェアハウスの家賃でも東京都内の家賃と同じくらいかかるのと
学生ビザの関係で学校に通うために交通費がかかるので、ベストな節約をしているとは言えない。
※海外でのシェアハウス選びは男性の場合、選択肢が無さ過ぎて非常に難易度が高い。
働き方によって異なるが、家賃と交通費のバランスを見て固定費を削ることは非常に重要だ。
固定費│シェアハウスに住む
海外に住む場合は永住権等がないと家を借りることは難しい。
ホームステイかシェアハウスという選択肢になる。
他の人と住むわけなのでいろいろトラブルもあるのだが、
それを乗り越えられるなら、節約のメリットはある。
まずシェアハウスは家具と家電、そして調理器具を持たなくて良い。
場合によっては食材のシェアも可能だ。
所有するべき物が圧倒的に減るのでシェアハウスにもメリットはある。
※ちなみに海外の賃貸でも家具や家電付きの物件がある。日本でも増えるとまた変わってくるかと。
固定費│携帯代は最大限に抑える
現在、日本とカナダの携帯会社を契約している。
- 日本通信の合理的シンプル290プラン(290円)
- Public Mobileは月15ドル(1,500円)
合わせても月2,000円以下の固定費で抑えている。
移動中はデータ通信は一切せず。
家やカフェ、学校等のWi-Fiを活用すればなんとかなる。
臨時出費│交際費の支払いは口座を分ける
自炊をするとだいたいの月の食費は見えてくる。
自分の場合は200ドル(2万円)前後。
これはある意味固定費としてとらえることもできる。
そして変動が大きいのは交際費。
カフェやレストランなどの外食代も含む。
こちらはRevoultというデジタルバンクのサービスを使って支払いを分けている。
こちらを毎月いくらと決めて、やりくりできれば予算をコントロールできる。
もちろん繰り越しできれば◎
臨時出費│家計簿をつける
基本中の基本。
北米は基本、クレカ社会なので、支払いはほぼクレカ。
履歴を見ればすぐに支出が計算できる。
家計簿をつけているとだんだん金銭感覚の肌感が身についてくる。
今の生活費の目安は月1200ドルで、それに近ければOKといった感じだ。
日用品│消耗品は最低限の数に
トイレットペパーや食器洗剤、歯磨き粉など
消耗品も積み重ねれば年間かなりの額の出費になる。
消耗品はまずは見直して数を減らし、費用対効果の高いものを選ぶべきだ。
安いからと言って効果のない物やすぐに壊れる物を選ぶと余計にコストがかかる。
しっかりコレだというものを定番化して、コストの見える化もしておくべき。
食事│食材・調味料の固定化をする
シェアハウスの冷蔵庫の割り当ては狭い。
安く大量に食材や調味料を買い込んで保存という戦略は取りにくい。
逆に言うと食材を腐らせたり、無駄に買い物してしまうリスクを低減できる。
自炊するものは固定化して、無駄なものを買わないようにすると食費を抑えられる。
僕の場合は週一で買い物をするのだが、5日分のみの食料を買う。
残り2日分は余った食材の消化や外食を想定している。
食事│白湯を飲む
紅茶や緑茶、チャイ、など色々なお茶がすきなのだが、カナダで良い商品に出会えなかった。
というか日本の数倍の価格なのに不味い物ばかりで、正直買うのをあきらめた。
ということで味の淡白な白湯を飲むようにしている。
白湯を飲むことで健康によいし、費用がかからない最強の飲み物だと再認識
食事│お菓子は食べない
カナダのお菓子が体に合わないのか、アレルギーになってしまった。
純粋なチョコレートやポテトチップスであれば問題ない。
が、お菓子の価格も高いし健康にも悪いので、
小腹が減った時は、りんご、みかん等のフルーツを食べるようにした。
食事│水筒とナッツを携帯する
喉が渇いたりお腹が空くと、よくコンビニに行ってジュースやお菓子を買っていた。
今はカナダなので物価が高すぎて、自然と買うことが無くなってしまった。
代わりに普段から300mlの水筒を忍ばせている。
また小さなタッパに間食用のピーナッツも携帯しているので、小腹が空いた時はそれで凌ぐ。
もちろんハイキングや友人とピクニックに行くときはお菓子やジュースを買うが、
それ以外では買わないようにすると無駄な出費が減る。
美容│衣服の制服化をする
衣服の制服化はミニマリストの中で有名な試み。
要するに着る服を固定化してしまうということ。
衣類に関して無駄な出費が減るのでおすすめだ。
学校に毎日通っているが、同じ服を着ていても意外と誰も指摘しない。
たくさんのバリエーションを持つ必要はない。
好きなコーディネートだけで暮らそう。
美容│湯シャンにする。
お湯だけで髪や体を洗う湯シャンに切り替えるミニマリストも少なくないのでチャレンジ。
結果的にシャンプー&ボディーソープを使うのを辞めた。
乾燥しているカナダでは基本はシャワーのみ。
幸い汗をかきにくい体質なので、特に問題ないという結果に。
美容│髪はセルフカットする
海外にいて美容院に行くのが面倒だったのもあって、バリカンで済ましている。
正直。髪の毛をセフルカットするというミニマリストは少ない。
YouTube等で発信している人は経費として使えるからもある。
バリカンは数千円で買えるのですぐに元が取れるので、費用対効果は高い。
エンタメ│サブスクは極力減らす
サービスを維持するためのサブスクリプション(定期購読・継続購入)は優れた支払い方法だ。
しかし必要以上に課金している場合は見直す必要がある。
お仕事に使うサブスクは効率化の為に最大限使うべきだと思うが、エンタメには注意したほうが良い。
消化するべきエンタメにあふれている昨今。
本当に楽しむべき物だけにフォーカスするべきだ。
英語の勉強の為にYouTubeプレミアムやNETFLIXを活用することがある。
工夫次第では固定費を減らすことができるので紹介しておく。
エンタメ│経費になるものにお金を使う。
デジタルノマド(海外でリモートワークで働くフリーランス)でもあるので、ただエンタメにお金を使っても何も身につかない。
ちゃんと事業に関連したことにお金を使うと、節税にもなるし、将来的な投資にもなる。
ということでWEBサービスとかツール代、書籍、ガジェット等にお金を使うようにしている。
カナダに来てから外食や飲み会などの頻度が激減し、生活レベルは落ちたものの、
代わりにどこでお金を使うべきなのか?を意識できるようになった。
まだ試していない節約術
今後試してみたい節約術を紹介。
生命保険に加入しない・解約する
成人した時に親に進められて終身の生命保険に入ってしまった。
今も毎月、数万円を支払っている。
フリーランスになってこの毎月の出費に今も苦しんでいる。
しかし、かけた分が無駄になるので解約できないずにそのままにしている。
※海外は治安の悪いのでもしもの時を関影て継続しているという理由もある。
複数人で安い賃貸を借りる
カナダで家賃を抑える方法は、危険なスラム街に住む。
あとは家を借りて、仲間と割り勘するという方法がある。
これで月100ドル~200ドル近く節約できる。
前者は生命の危険があるので論外だが、後者は利害が一致すればもしかしたら実行するかもしれない。
安い食材で自炊する
時短の為に固定した和食メニューで食事をしている。
食費は月200ドル~250ドル
自炊の上手な人はスーパーのチラシアプリで安い食材を探して、それを元に自炊している。
食費は100ドル前後だ。
ということで、食材の目利きと料理の腕が上がれば、食費が半額になるということで精進したいと思う。
リセールバリューのある物を買い、または売る
リセールバリューのある製品といえばApple製品。
中古でも半額以上の価格で売れることもある。
所持品をアップデートする時に、中古でも価値があるか?も意識できると
買い替える時や物を減らす時に節約できる。
まとめ
長期で海外にいる予定なので、できるだけ節約する目的で色々生活を見直した。
節約する分、時間がかかったりすることもあるので、バランスの良い生活は難しい。
また仕事が安定すれば、節約に意識を使うこともないのだが、駆け出しなので
とにかく赤字を出さないように今後も生活を改善するつもりだ。