持ち物を減らしても、戻す場所が決まっていなければ机や床へ置きっぱなしになります。物の定位置は、見た目を揃えるためだけでなく、使うときに取り出し、使い終わったら戻せる場所として決めます。
私には、用途ごとにバッグやケースへまとめる方法が合っていました。カナダのシェアハウスでは、共有部に置く物と自室で保管する物を分けていました。当時の実例と、定位置を決める手順を紹介します。
定位置を決める3つの手順
- どこで使い、使った後にどこを通るかを確認する
- その動きで戻しやすい場所を一つ決める
- 実際に使い、置きっぱなしになるなら場所や入れ方を変える
最初から部屋全体を完成させる必要はありません。例えば、いつも置きっぱなしになるバッグ一つから始めます。使う場所の近くでも、何枚も扉を開けたり、上の物をどかしたりしないと戻せないなら、位置や収納方法を見直します。
よく使う物を見えない奥へしまうより、取り出して戻す動作が少ない位置を試します。ほとんど使わない物を同じ場所に詰め込まず、頻度と用途を分けます。収納を増やす前に、今の物の中で場所を変えられないかを確かめます。
用途ごとにまとめると、戻す単位を決めやすい
| まとめる物 | 当時の戻し先 |
|---|---|
| 外出用品 | ショルダーバッグ |
| 衣類 | 衣装ケースとクローゼット |
| 身だしなみ用品 | トラベルポーチ |
| 周辺機器 | ガジェットポーチ |
| 常備薬・書類 | それぞれのハードメッシュケース |
| 持ち出す荷物 | バックパック。ネックピローなども一緒に収納 |
ケースを買うことが先ではありません。手持ちのバッグや備え付けの棚でも分けられるなら、それを使います。同じときに使う物をまとめ、使い終わった後に戻す先が分かる状態を作ります。
シェアハウスでは、共有部と自室を分けていた
玄関には靴、キッチンには調味料や食材、水回りにはペーパーや洗剤などを置いていました。共有の調理器具を利用できたため、自分で同じ道具を増やさずに済みました。
髭剃りなどの衛生用品はポーチへ入れ、使うときだけ自室から持ち出していました。共有スペースの近くへすべての私物を常設するのではなく、使う場所まで一式を持っていけるようにしていました。今の住まいでも同じ配置を使っているという記録ではありません。
自室では、ドア・デスク・クローゼットに分ける
ドア周りでは備え付けのハンガーにショルダーバッグを掛けていました。新しい収納家具を置かず、外出時に手に取れる場所にしていました。掛ける物の重さやドアの開閉に無理がないかは、使うフックとドアで確認します。
机の上は、ノートPC、サブ画面としてのiPad、マウス、電源アダプター、Type-Cケーブル2本、携帯電話など、当時の作業に必要な機器に絞っていました。仕事が終わるたびに全部隠すより、次に使える状態を優先していました。
机の下のバックパックにはガジェットポーチ、常備薬、書類、ネックピローをまとめていました。持ち出す物を集める方法ですが、出発前には充電状態や必要な書類などを別に確認します。バッグに入っているだけで、外出の準備がすべて済むわけではありません。
衣類はクローゼット内のケースへ戻していました。以前の記事では、このケースの重量を500g以上と紹介しています。軽さだけを比べれば増える物ですが、私には衣類の範囲を区切り、戻す先を決める役割がありました。ケースなしで管理できるなら、新しく買う必要はありません。
戻せないときは、数だけでなく場所を見直す
同じ物が何度も別の場所へ残るなら、今の定位置が行動に合っていない可能性があります。使用場所へ近づける、ふたを開ける手間を減らす、同じときに使う物をまとめるなど、一つずつ変えて試します。共同生活なら、ほかの人が使う場所も確認します。
以前は、消耗品を除く荷物を7kg程度に絞る構成も考えていました。ここで大切なのは総重量の目標ではなく、必要な物を使って戻せることです。暮らしや仕事が変わったら、定位置もその使い方に合わせて変えます。
よくある質問:物の定位置について
物の定位置は、どうやって決めますか?
3つの手順としています。1どこで使い、使った後にどこを通るかを確認する、2その動きで戻しやすい場所を一つ決める、3実際に使い、置きっぱなしになるなら場所や入れ方を変える、です。物の定位置は、見た目を揃えるためだけでなく、使うときに取り出し、使い終わったら戻せる場所として決めます。
最初から部屋全体を整える必要がありますか?
ありません。最初から部屋全体を完成させる必要はなく、たとえば、いつも置きっぱなしになるバッグ一つから始めるとしています。使う場所の近くでも、何枚も扉を開けたり上の物をどかしたりしないと戻せないなら、位置や収納方法を見直します。
よく使う物は、どこへしまえばよいですか?
よく使う物を見えない奥へしまうより、取り出して戻す動作が少ない位置を試すとしています。ほとんど使わない物を同じ場所に詰め込まず、頻度と用途を分け、収納を増やす前に、今の物の中で場所を変えられないかを確かめます。
用途ごとにまとめるには、どんな単位がありますか?
外出用品はショルダーバッグ、衣類は衣装ケースとクローゼット、身だしなみ用品はトラベルポーチ、周辺機器はガジェットポーチ、常備薬・書類はそれぞれのハードメッシュケース、持ち出す荷物はバックパック(ネックピローなども一緒に収納)に戻していました。ケースを買うことが先ではなく、手持ちのバッグや備え付けの棚でも分けられるなら、それを使います。
シェアハウスでは、どのように分けていましたか?
玄関には靴、キッチンには調味料や食材、水回りにはペーパーや洗剤などを共有部に置き、共有の調理器具を利用できたため自分で同じ道具を増やさずに済みました。髭剃りなどの衛生用品はポーチへ入れ、使うときだけ自室から持ち出していました。今の住まいでも同じ配置を使っているという記録ではありません。
自室の置き場所は、どうしていましたか?
記事では、ドア周りは備え付けのハンガーにショルダーバッグを掛け、机の上はノートPC、サブ画面としてのiPad、マウス、電源アダプター、Type-Cケーブル2本、携帯電話など当時の作業に必要な機器に絞り、机の下のバックパックにガジェットポーチ、常備薬、書類、ネックピローをまとめ、衣類はクローゼット内のケースへ戻していました。掛ける物の重さやドアの開閉に無理がないかは、使うフックとドアで確認します。
バックパックに荷物をまとめておけば、外出の準備は済みますか?
いいえ。持ち出す物を集める方法ですが、出発前には充電状態や必要な書類などを別に確認し、バッグに入っているだけで外出の準備がすべて済むわけではないとしています。
収納ケースは、買い足したほうがよいですか?
記事では、衣類のケースは以前の記事で重量を500g以上と紹介しており、軽さだけを比べれば増える物ですが、筆者には衣類の範囲を区切り戻す先を決める役割がありました。ケースなしで管理できるなら、新しく買う必要はありません。
物を戻せないときは、どうすればよいですか?
同じ物が何度も別の場所へ残るなら、今の定位置が行動に合っていない可能性があるとして、使用場所へ近づける、ふたを開ける手間を減らす、同じときに使う物をまとめるなど、一つずつ変えて試すとしています。共同生活なら、ほかの人が使う場所も確認します。大切なのは総重量の目標ではなく、必要な物を使って戻せることで、暮らしや仕事が変わったら定位置もその使い方に合わせて変えます。






