家電を自分で持たずに暮らせるかは、住まいの備え付けと、仕事や家事に必要な機能で変わります。私の例は、海外のシェアハウスで共用の家電を使える生活です。冷蔵庫や洗濯機を使わずに暮らした実験ではありません。
個人で大型家電を買わずに済む一方、制作などの仕事に使うPCと周辺機器は残しました。共用設備、個人で使う機器、他の道具でできる作業を分けて見直した記録をまとめます。
備え付けを使える範囲から確認する
当時は洗濯機、暖房や冷房、調理の熱源を確保できることを重視していました。共用の設備でも、使える時間・容量・保管場所、掃除や故障時の対応を確認します。シェアハウスという名称だけで、必要な家電が全てそろうとは判断しません。
生活家電15種類:個人で持つ前に考える条件
| 家電 | 当時の考え方・確認する条件 |
|---|---|
| 冷蔵庫 | 当時は共用設備を利用。要冷蔵の食品を保存できる温度と空き容量を確認する |
| 洗濯機 | 共用機を利用できるなら個人で買わずに済む。手洗いに変える場合は洗濯量・脱水・乾燥の手間を見る |
| 電子レンジ | 鍋やフライパンで温め直せるか、よく食べるものと時間から考える |
| エアコン | 備え付けの冷房設備を確認する。暑さへの対応を換気だけに任せない |
| ヒーター | 建物の暖房があるか、寒い時期にも必要な室温を確保できるか確認する |
| テレビ | 私の動画視聴はPCやスマートフォンにまとめる候補だった |
| 掃除機 | 住まいの広さや床に合うほうき・モップで掃除できるか考える |
| 炊飯器 | 鍋炊飯へ変えられるか。自動調理や保温を使うなら残す |
| トースター | 食習慣に合わせて、フライパンなどで同じ作業をできるか考える |
| ヘアドライヤー | 髪の長さ、乾く時間、季節に合わせて決める |
| 電気ケトル | 小鍋ややかんの湯沸かしと、手間や自動停止の違いを確認する |
| 電気毛布 | 寝具や暖房で足りるか、寒さに合わせて決める |
| 食器洗い乾燥機 | 洗う量と手洗いにかかる時間から考える |
| コーヒーメーカー | 手動ドリッパーなどで飲みたいものを作れるか考える |
| 調理用ヒーター | 住まいのコンロなどの熱源を確認する。ガス器具などは住居と製品の使用条件に従う |
冷蔵庫は、食品に必要な保存温度を確保するための設備です。屋外の寒さや、小型という商品名だけで代わりにしません。90Lの共用冷蔵庫での食材の記録に、保存温度と食材ごとの条件をまとめています。
以前このページに掲載していたオーム電機KAJ-R055R-Wは、取扱説明書で生鮮食品などの保存を禁止しています。一部の製造番号はメーカーの回収対象でもあるため、食品用冷蔵庫の候補から外しました。
個人用の電化製品:当時の使用と見直しを分ける
身だしなみ、連絡、娯楽、仕事の機器は、使う人の習慣で必要性が変わります。次の表は過去の使用記録と見直しの条件で、現在の所有数や、全員が残すべき最低数を表すものではありません。
| 機器 | 使用記録・見直す条件 |
|---|---|
| 電動歯ブラシ | 当時は電動を使用。手動へ替える場合も、適切に磨ける方法を選ぶ |
| 電気シェーバー | 当時は時短のため使用。手動カミソリは刃や消耗品の管理が加わる |
| エチケットカッター | 当時は手間を減らすため使用。手動の身だしなみ道具に替えるなら用途と刃の扱いを確認する |
| バリカン | 当時はセルフカット用。店舗での散髪に変える場合は時間と費用を考える |
| スマートフォン | 連絡・情報収集・生活手続き用として残した |
| モバイルバッテリー | 移動先の給電用。使う機器に必要な出力や容量を確認する |
| ワイヤレスイヤホン | 当時は取り回しから選んだ。有線は充電が不要だが端子などを確認する |
| デジタルカメラ | 日常の記録はスマートフォンで足りると考えた |
| タブレット | 読書頻度が落ち、手放す余地を検討していた |
| 据置ゲーム機 | 当時は使用頻度が低く、必要としなかった |
| 電子辞書 | 辞書アプリや検索を使う選択肢があった |
| 携帯音楽プレーヤー | スマートフォンの音楽再生へまとめる候補だった |
| スマートウォッチ | 生活環境が変わり、使用頻度が減っていた |
| スマートリング | 睡眠などの記録用として使用していた。医療診断の結果ではない |
| 充電式乾電池 | 乾電池を使う機器が残るか、充電と交換の方法から考える |
| ノートパソコン | 本人の制作や業務作業のため残した |
| 外部ディスプレイ | 作業する画面領域を確保するため使用していた |
| USBメモリ | 印刷などの受け渡しでは利用。クラウドだけで足りる場面もある |
| プリンター | 利用頻度が低く、外部の印刷サービスを使う方法を選んだ |
| 充電器 | 残す機器の出力・規格と同時充電に合わせる |
| 充電ケーブル | 対応規格と必要な長さ、同時に充電する台数を確認する |
| 電源タップ | コンセントの数や距離に合わせる。製品の定格内で使う |
| マウス | 細かな操作のために残した |
| 外付けキーボード | 長時間の入力作業での使いやすさから使用していた |
仕事道具は実際の作業から残す
連絡と確認だけならスマートフォンで済む仕事もありますが、私の制作などの作業にはPCと周辺機器が必要でした。機器を減らす前に、編集、入力、オンライン通話、データの受け渡しなど、必要な作業をできるか確かめます。
| 携行を考えた機器 | 役割・選ぶときの条件 |
|---|---|
| スマートフォン | 日常連絡と生活手続き |
| ワイヤレスイヤホン | オンライン通話と音声確認 |
| ノートパソコン | 制作などの作業 |
| 急速充電器兼モバイルバッテリー | 充電と移動先の給電を兼用する候補。PCに必要な出力と規格を確認 |
| 巻き取り式Type-Cケーブル2本 | スマートフォンとPCを同時に充電する想定。端子と給電規格を確認 |
| ワイヤレスマウス | 細かな操作。充電方法と使いやすさを確認 |
| モバイルディスプレイ | 2画面で作業したい場合の候補。移動時の重量も含める |
この構成は「スマホとPCだけ」という表現では収まりません。充電器やケーブル、入力機器なども管理対象です。兼用製品でも故障すると複数の用途が止まるため、外出先の給電方法と必要な予備を合わせて考えます。
家電を減らすときは、作業時間と費用も比べる
備え付けを使えば引っ越しで運ぶ本体を減らせます。手動の道具や外部サービスに替える場合は、洗濯・掃除・散髪などの作業時間、移動、消耗品や利用料が加わります。所有する台数だけで管理の負担が軽くなるとは決めません。
海外へ運ぶ家電は、対応する電圧・プラグ、使える場所、製品の説明を確認します。変換プラグを付けるだけで、全ての日本向け家電を使えるわけではありません。
手荷物の重量は、バッグと全ての携行品で量る
過去の原稿には、PC周辺の構成で約2kg、約950gのバックパックに詰めると総重量が約7kgに近づく、という概算がありました。機器ごとの測定内訳はそろっていないため、現在の構成を実測した結果としては扱いません。
私は軽い荷物を目指していましたが、5kgを全員の生活基準にはしません。仕事に必要な道具と滞在先の設備を確かめてから、利用する便の最新の重量・個数・外寸の制限に照らします。機内持ち込みの条件を確認する記事も参照してください。
紹介してきた充電器とケーブルの候補
以下は給電の兼用と収納を考えるための参考候補です。使うPCの出力と規格、ケーブルの対応、同時給電の条件を確かめます。掲載候補を使った最新の重量測定や、全端末での動作保証を示すものではありません。
商品紹介や撮影がある仕事は、保管する物も数える
スマートフォンで発信できても、商品紹介には現物、撮影には機材や編集環境が必要になる場面があります。持ち歩く荷物だけで、仕事で管理する物の全体を測りません。自分の仕事内容と保管場所に合わせて残す機器を決めます。


