生活においてのテクノロジーの革新は生活家電・電化製品からである。
生活家電・電化製品は時短になり、生活を激変させるものもある。
僕が海外からお仕事できるのもノートPCやインターネットのお陰である。
とはいえ生活家電・電化製品にはデメリットもある。
特にカバン一つで暮らそうとしているミニマリストにとって、重量や買い替えコストも重要だ。
ということで改めて生活家電・電化製品が必要かどうか考えてみた。
生活家電・電化製品の持つことのメリット・デメリット
まずは生活家電・電化製品の持つことのメリット・デメリットについてまとめてみた。
メリット
まずメリットから。
正直、生活家電・電化製品にしかできないこともあるので、手放せないものもある。
- 時短になる
- 多機能
- 生活家電・電化製品にしかできないがある
- 技術がアップデートされる
- 消耗品が減る場合がある(シェービングクリームなど)
デメリット
時間をかけてもいいので、生活家電・電化製品の買い替えループから脱却することも重要だ。
実は生活家電・電化製品は色々デメリットがあることも確認したい。
- 技術の進化や寿命に合わせて買い替えが必要
- 重たい
- 高い
- 充電が必要
- 海外で使えない場合もある
- 火災などのリスクがある(モバイルバッテリー等)
- 電気代がかかる
生活家電・電化製品の代用品まとめ
生活家電と電化製品の場合で分けてみた。
生活家電の場合
振り返ってみると最低限、洗濯機とエアコン、IHヒーターは、最低限欲しいところである。
もちろん冷蔵庫や炊飯器、電気ケトルは時短になるので、こちらも悩ましいところである。
実は今は海外でシェアハウスに住んでいるので、家電は備え付けだ。
せっかくの環境なので、今の時点では使わせてもらっている
生活電化名 | 代用品 | 所持 | 備考 |
---|---|---|---|
冷蔵庫 | クーラーボックスやクーラーバッグ | △ | カナダにいるので、冬は外に置いてもOK |
洗濯機 | 旅行用洗濯袋(Scrubba Washbag) | △ | もし部屋に浴槽があれば、そこで洗濯もできる。 |
電子レンジ | 鍋 | △ | 使わないで鍋で解凍する。 |
エアコン | 部屋の換気 | – | カナダには備え付けられてない。 |
ヒーター | 床暖房 | △ | カナダでは主に床暖房のみ。 |
テレビ | 家電になりますが、パソコン | – | 昨今は見ない人が多い。 |
掃除機 | ちりとり・ほうき | – | 小さな部屋であれば不要。 |
炊飯器 | 鍋 | △ | 時短になるので悩ましいところ。 |
トースター | フライパン | – | パンを食べないので不要 |
ヘアドライヤー | タオル | – | 髪が短いので不要 |
電気ケトル・電気ポット | 鍋、またはやかん | △ | 時間がかかるがやかんは加湿にもなる。 |
電気毛布 | 毛布 | – | 個人的には不要 |
食洗機 | 手で洗う。 | – | 個人的には不要 |
コーヒーメーカー | 手動のコーヒーミルとドリッパー | – | 個人的には不要 |
IHヒーター | ガス | △ | カナダはオール家電なので必要 |
※△はシェアハウスに備え付けてある備品のこと
生活に関わるものは、やろうと思えば生活家電を持たないことも可能だが、
環境によっては命に関わるので(例えばカナダの冬は暖房器具が必要)、
生活家電に関しては無理をしすぎない方が良いというのが持論である。
電化製品
生活に必要ない家電は電化製品としてまとめた。
この中で電動歯ブラシや電動シェーバー、エチケットカッターは時短になって便利だが、消耗品を選ぶことはできる。
電化製品 | 代用品 | 所持 | 備考 |
---|---|---|---|
電動歯ブラシ | 歯ブラシ | ○ | ただし振動は普通の歯ブラシでは生み出せない |
電気シェーバー | カミソリ | ○ | 時短にはなっている |
エチケットカッター | ハサミ | ○ | 時短にはなっている |
バリカン | カミソリ | ○ | 節約になっている。美容院で代替可能。 |
携帯電話 | 無し | ○ | 変わるものがない。生活で必要不可欠 |
モバイルバッテリー | 無し | ○ | 旅行等に必要。 |
ワイヤレスイヤホン | 無し | ○ | 有線にすれば充電不要で軽量化できる。 ただし携帯との相性が悪いのでワイヤレスになってしまう。 |
デジタルカメラ | 携帯電話 | – | 特殊な用途がない限りは携帯でOK |
タブレット | 紙の書籍 | ○ | 最近は本を読んでないので、不要になってきている |
ゲーム機 | 無し | – | ゲームをしなくなった。 |
電子辞書 | 携帯電話 | – | 今時は携帯でOK |
音楽プレイヤー | 携帯電話 | – | 今時は携帯でOK |
スマートウォッチ | 携帯電話 | ○ | カナダに来てから使わなくなった。 |
ヘルスケアデバイス | 無し | ○ | Ouraリングという指輪をしている。睡眠時間が計測できて便利。 |
充電池 | 無し | ○ | 電池が必要な家電を選ぶかそうでないか |
ノートパソコン | 無し | ○ | 変わるものがない。仕事で必要不可欠 |
ディスプレイ | 無し | ○ | 作業効率が上がる。変わるものがない。仕事で必要不可欠。 |
USBメモリ | クラウド | ○ | プリンターを使う時くらいしか使わなくなった。 |
プリンター | 無し | – | 図書館等で使えるので今は不要。 |
充電器 | 無し | ○ | 変わるものがない。仕事で必要不可欠 |
充電ケーブル | 無し | ○ | 変わるものがない。仕事で必要不可欠 |
電源タップ | 無し | ○ | パソコンや携帯を充電するために必要。延長ケーブルとしても使う。 変わるものがない。 |
マウス | 無し | ○ | 変わるものがない。仕事で必要不可欠 |
キーボード | 無し | ○ | 変わるものがない。 |
もし管理者側であれば、携帯があれば十分かもしれないが
手を動かすIT系の仕事をしているので、どうしてもパソコンと周辺機器は手放せない。
私見│将来的に生活家電・電化製品を持たないことはできるのか?
まず海外のシェアハウスにいるので、今のところ生活家電は持つ必要が一切ない。
次に美容系の電化製品。
こちらは電化製品を手放すことは全然可能。
散髪は美容院で完結。
アイテム名 | 備考 |
---|---|
歯ブラシ | アナログでも時間をかければ、綺麗に磨ける。 |
ハサミ | エチケットカッター入らず。ただしハサミは機内持ち込みができないので、消耗品になってしまう。 |
カミソリ | 消耗品のシェービングクリームが必要になってしまう。 |
次は娯楽系の電化製品。
最悪、携帯だけあればOK
アイテム名 | 備考 |
---|---|
携帯電話 | アナログでも時間をかければ、綺麗に磨ける。 |
最後に仕事道具。
作業者である限り、下記はどうしても手放せない。
アイテム名 | 備考 |
---|---|
ノートパソコン | 仕事に必要。 |
充電器兼モバイルバッテリー | パソコンを充電するために必要。旅行や長時間の外出で必要になる。 |
充電ケーブル(×2本) | パソコンや携帯を充電するために必要。 |
マウス | デザインをする場合、キーボードよりもマウスの方が使う。どうしても手放せない… |
ということで、頑張って電化製品を減らしても2kgくらいは所持することになる。
携帯やパソコンは数年経てば買い換えるだろう。
逆にいうと、必要な物が揃ってしまえば、携帯やパソコンくらいしか買い換えるものがないとも言える。
現状で最低限必要な電化製品
少し増えてしまうが、現状の仕事レベルを落とさずに必要な電化製品をまとめた。
これを基準に今後の必要な物を考えていきたい。
アイテム名 | 備考 |
---|---|
携帯電話 | 生活で必要 |
ワイヤレスイヤホン | ミーティング時に必要。 |
ノートパソコン | 仕事で必要 |
充電器兼モバイルバッテリー | 旅行時にモバイルバッテリーとしても使いたい |
type-Cケーブル2本(巻き取り式) | 携帯用とPC用 |
マウス | できればType-Cのワイヤレスマウス。 |
モバイルディスプレイ | 持ち運べて大画面のもの。作業効率のために必要。 |
全荷物の重さは何キロが理想?
LCCの機内持込手荷物の重量は7kg以内である。
これはカバン一つで過ごすミニマリストとしては最大重要でもある。
今のバックパックは950g、所持品や電化製品類を含めると結局7kg近くになってしまう。
理想は500gだが、それは短期旅行でしか不可能。
生活するとなると、やはり5kgくらいが限界だと思う。
究極に身軽なノマドスタイルは?
一番衝撃を受けたのが有名インスタグラマーさんの働き方。
携帯電話一つで、商品を撮影して投稿。
月に数千万円を稼ぐ人もいて、それでいて超身軽である。
といいつつ商品が大量に送られてきたり、頻繁に買ったりする。
そして保管も必要なので、やっぱり身軽とは言い難い。
経営者も身軽だが、人を雇うという責任もある。
ということで、個人事業主で携帯で仕事が完結。
そして受託はせずに自社サービスを発信できる人そこが、一番身軽なノマドスタイルかもしれない。
いずれにせよ現代社会において、どのようなスタイルにおいても
おそらく携帯電話と周辺機器(例えば巻き取り式のType-C+AC充電器)は電化製品の所持が必要である。
まとめ
いい機会なので改めて生活家電・電化製品が必要かどうか考えてみた結果、
パソコンと携帯に関する周辺機器だけあれば、何とかなりそうだという結果になった。
ミニマリストとして物を見直すことで、商品を除いて買い換える機会は激減した。
生活家電・電化製品も必要なものを把握しておけば、さらに出費が減るだろう。