海外のシェアハウスで暮らすなら、持ち物をどこまで減らせるか。カナダでの生活をもとに、以前、バックパック1つへ荷物をまとめる構成案を考えました。ここでは、その案の品目と、実際の準備で補う必要がある物を整理します。
以前は「27アイテム、持参18・現地調達9」と紹介していましたが、掲載していた一覧を数え直すと持参16・現地調達8の計24品目でした。以下は品目を数えた一覧で、服の枚数や付随するケースまで含めた全所持品の個数ではありません。27という数字を目標にせず、必要な用途から確認します。
構成案の前提|共有設備が使える住まい
- 海外のシェアハウスに滞在し、キッチン用品と寝具を借りられる。
- 支出を抑えつつ、移動する荷物を小さくする。
- Web制作の作業にノートPCを使う。
この条件で考えた想定なので、設備のない部屋や旅行先でそのまま使える完成済みのチェックリストではありません。持参しなくても、借りる物や現地で買う物は生活に必要な道具です。家具・設備・食材まで24品目で暮らせると実証した記録でもありません。
持参する物の構成案|16品目
| 品目 | 当時の案と準備で確認すること |
|---|---|
| バックパック | 40L以内を目安にした案。容量だけで全荷物が入ると決めず、寸法・重量・必要な荷物を確認する。 |
| パスポート | 渡航と本人確認に使う原本。有効期間と入国条件を確認する。 |
| ファイルケース | ビザや領収書など、保管が必要な書類をまとめる。 |
| キャッシュカード | 現地のATMで使う想定。利用可能なATMと手数料、予備の支払い手段を確認する。 |
| メガネ | 視力に合う物と必要な手入れ用品を用意する。 |
| スニーカー | 歩く場所と気候に合わせる。普段の靴1足で雨・雪のすべてに対応できるとは考えない。 |
| 靴下 | 2足とした案。洗濯・乾燥の間隔に合わせて増やす。 |
| 下着 | 2着とした案。清潔な物へ着替えられる枚数を確保する。 |
| パンツ | ボトムス2本を想定。用途と洗い替えを確認する。 |
| Tシャツ | 2枚を想定。乾くまで着替えが足りるか確認する。 |
| ウインドブレーカー | 春秋の軽い上着として考えた物。雨具や防寒着の要否は別に確認する。 |
| ダウンジャケット | 冬用の防寒着。行き先の寒さに合う組み合わせを考える。 |
| スマートフォン | 連絡・移動・情報収集に使う。端末が使えない場合の連絡先も控える。 |
| 充電器 | モバイルバッテリーを兼ねるUSB充電器を想定。対応出力や渡航先の電源、持ち込み条件を確認する。 |
| 充電ケーブル | Type-Cケーブルを想定。手持ちの端末すべてに接続・給電できるか確認する。 |
| ノートPC | Web制作などの作業用。必要な性能とデータの保管方法を確認する。 |
現地で用意する物の構成案|8品目
| 品目 | 当時の案と準備で確認すること |
|---|---|
| 爪切り | 爪の手入れ用。開封や調理の道具まで兼ねない。 |
| 歯ブラシ | 自分に合う物。歯磨き粉など、必要なケア用品も追加する。 |
| 髭剃り | 手入れの範囲と肌に合う物。髪の手入れも同じ道具で済むとは限らない。 |
| タオル | 身体を拭く用途。洗い替えと乾かす場所を考える。 |
| ボールペン | 書類の記入などに使う。到着前に必要なら持参する。 |
| 石鹸 | 手や身体を洗う用途。製品の使用表示と肌に合うかを確認する。 |
| トイレットペーパー | 住まいの設備と補充の担当を確認する。 |
| 水筒 | 繰り返し使う飲み物用の容器。用途に合う物を選び、洗って乾かす。 |
日用品を現地で買えば移動時の荷物は減らせますが、到着直後に買えるか、使い慣れた物が手に入るかは別です。到着時刻や店までの移動を確認し、すぐ必要な分は持参します。充電器や衣類を含めた重量・収納の実測は、この案では行っていません。
一覧から抜けていた物と、省かない用途
- 歯磨き粉、必要な洗浄・手入れ用品:持ち物の数だけを理由に省かない。
- 常用薬や乗り物酔いへの備え:体調と移動予定に合わせ、医師や薬剤師へ相談する。
- 鍵、必要書類、医療保障:施錠、手続き、受診に必要な物を確認する。
- 予備の支払い手段と連絡先:スマホ故障や通信障害があっても確認できる形で用意する。
- 雨具、防寒具、メガネの保護と手入れ:行き先と実物の用途に合わせて追加する。
歯磨き粉については、歯科4学会の提言の補足資料でも、年齢に応じたフッ化物配合品と利用方法が案内されています。単に品目を1つ減らすために外すのではなく、必要な口のケアを歯科医師へ確認します。
以前はパスポートが身分証になるという理由で運転免許証を外していました。本人確認と運転の資格は別なので、運転する予定があれば渡航先で必要な免許や書類を確認します。マイナンバーカードの国外利用などは転出前に自治体へ、日本の医療保険の資格と帰国時の書類は加入先へ確認します。印鑑も、現地で普段使わないことと手続き上不要なことを分けて考えます。
備品や兼用品で減らすときの条件
| 見直していた物 | 省く前に確認する条件 |
|---|---|
| 寝袋・枕 | 寝具を借りられ、十分に休めること。衣類やタオルを重ねた代用案も考えたが、枕なしは別の試行で私に合わなかった。 |
| スプーン・箸・食器 | 共同キッチンに使用できる備品があること。私物でない物は勝手に処分しない。 |
| 洗濯ロープ・カゴ | 備え付けのハンガーと干す場所を使えること。衣類を袋へまとめる案も、洗濯と乾燥ができることが前提。 |
| マウス | トラックパッドで自分の仕事ができること。作業に必要なら残す。 |
| 財布 | 物理カードや現金を安全に持て、必要な支払いに対応できること。スマホ決済だけで済むと決めない。 |
| シェービングクリーム・バリカン | 石鹸や手動のカミソリへまとめる案。使用表示と必要な手入れに合わなければ、専用品を残す。 |
| スポンジ・布巾・掃除用紙 | 使い捨てペーパーを使う案。食器と掃除の用途を分け、洗剤や適切な道具まで省かない。 |
SIMピンは、端末の取り扱いに合う道具が必要なら残します。食器と衣類は表示に合う洗剤・洗い方を選び、開封や調理には用途に合う道具を使います。ごみ袋は住まいと自治体の指定に従い、マスクは体調や施設の案内に合わせて用意します。交通の支払い方法も、利用する路線で確認します。
減らす案でも残した3つの日用品
この構成案では、トイレットペーパー・下着・石鹸は残しました。私にとって、日々の手間を減らすために省くより、使って清潔さと着心地を保つ方が合っていました。実際に試して合わなかった方法は、減らしすぎを振り返る記事にまとめています。
一覧の用途を考えるときの商品例
以下は、元の記事で紹介していたバッグ・書類ケース・メガネケース・靴・靴下・下着の商品案内です。掲載中の商品をすべて同時に持って24品目で暮らしたという意味ではありません。サイズや色を含め、購入する実物と自分の用途を確認します。
自炊の費用と、必要な荷物を一緒に考える
共有設備を使えば私物を減らせますが、自炊するなら食材や調味料も必要になります。荷物が少ないことだけで支出も最小になるとは限りません。到着直後に必要な物、借りられる物、後で用意できる物を分け、暮らしが成り立つかを先に確認します。
よくある質問:バックパック1つの構成案について
記事の「27アイテム」は、目標にする数ですか?
いいえ。以前は「27アイテム、持参18・現地調達9」と紹介していましたが、掲載していた一覧を数え直すと持参16・現地調達8の計24品目だったとしています。品目を数えた一覧で、服の枚数や付随するケースまで含めた全所持品の個数ではなく、27という数字を目標にせず、必要な用途から確認します。
この構成案は、どんな前提で考えたものですか?
海外のシェアハウスに滞在してキッチン用品と寝具を借りられる、支出を抑えつつ移動する荷物を小さくする、Web制作の作業にノートPCを使う、という前提です。設備のない部屋や旅行先でそのまま使える完成済みのチェックリストではなく、家具・設備・食材まで24品目で暮らせると実証した記録でもありません。
持参する16品目は、何ですか?
記事の表では、バックパック(40L以内を目安にした案)、パスポート、ファイルケース、キャッシュカード、メガネ、スニーカー、靴下2足、下着2着、パンツ、Tシャツ、ウインドブレーカー、ダウンジャケット、スマートフォン、充電器、充電ケーブル、ノートPCです。容量だけで全荷物が入ると決めず、寸法・重量・必要な荷物を確認します。
現地で用意する8品目は、何ですか?
記事の表では、爪切り、歯ブラシ、髭剃り、タオル、ボールペン、石鹸、トイレットペーパー、水筒です。日用品を現地で買えば移動時の荷物は減らせますが、到着直後に買えるか、使い慣れた物が手に入るかは別なので、到着時刻や店までの移動を確認し、すぐ必要な分は持参します。
この案で、重量や収納は測っていますか?
いいえ。充電器や衣類を含めた重量・収納の実測は、この案では行っていないとしています。
一覧から抜けていて、省かない物は何ですか?
歯磨き粉と必要な洗浄・手入れ用品、常用薬や乗り物酔いへの備え(体調と移動予定に合わせて医師や薬剤師へ相談)、鍵・必要書類・医療保障、予備の支払い手段と連絡先、雨具・防寒具・メガネの保護と手入れを挙げています。歯磨き粉は、品目を1つ減らすためだけに外さず、必要な口のケアを歯科医師へ確認します。
運転免許証やマイナンバーカード、印鑑は、省いてよいですか?
記事では、以前はパスポートが身分証になるという理由で運転免許証を外していましたが、本人確認と運転の資格は別なので、運転する予定があれば渡航先で必要な免許や書類を確認します。マイナンバーカードの国外利用などは転出前に自治体へ、日本の医療保険の資格と帰国時の書類は加入先へ確認します。印鑑も、現地で普段使わないことと手続き上不要なことを分けて考えます。
寝袋や食器、洗濯ロープなどは、省けますか?
記事の表では、寝具を借りられ十分に休めること、共同キッチンに使用できる備品があること、備え付けのハンガーと干す場所を使えること、といった条件を確認してから省きます。私物でない物は勝手に処分せず、枕なしは別の試行で筆者に合いませんでした。
マウスや財布は、なくても大丈夫ですか?
マウスはトラックパッドで自分の仕事ができることが条件で、作業に必要なら残します。財布は物理カードや現金を安全に持て必要な支払いに対応できることが条件で、スマホ決済だけで済むと決めないとしています。
減らす案でも残した物は、何ですか?
トイレットペーパー・下着・石鹸の3つの日用品を残したとしています。筆者にとって、日々の手間を減らすために省くより、使って清潔さと着心地を保つ方が合っていました。実際に試して合わなかった方法は、減らしすぎを振り返る記事にまとめています。
荷物が少なければ、支出も最小になりますか?
いいえ。共有設備を使えば私物を減らせますが、自炊するなら食材や調味料も必要になり、荷物が少ないことだけで支出も最小になるとは限らないとしています。到着直後に必要な物、借りられる物、後で用意できる物を分けて、暮らしが成り立つかを先に確認します。




